日本語 | English
スーパーコンピュータ「富岳」を AIエージェント(Claude Code 等)から自然言語で操作できるようにする MCP(Model Context Protocol)サーバ。富岳の公式 REST WebAPI(X.509証明書認証)をラップし、 ジョブ投入・監視・ファイル転送・状態確認をエージェントのツールとして公開する。
Claude Code に「富岳で hostname と date を出すジョブを投げて結果を見せて」と指示するだけで、 ジョブ投入 → ステータス監視 → 結果回収まで全自動で実行できる。
▶ はじめて使う方は QUICKSTART.md(5分で使い始められます)
[AIエージェント / Claude Code] --MCP--> [fugaku_mcp.py] --REST/X.509--> 富岳WebAPI --> 富岳
LLM=頭脳 薄いMCPアダプタ (R-CCS公式) ジョブ実行
LLM本体は手元(ローカル)で動き、富岳側は計算の実行に専念する。両者は証明書付きHTTPSのAPI呼び出しでつながる。 MCPサーバを含め、このツールはすべて利用者のローカルで動作する(富岳側に常駐プロセスは置かない)。
| パス | 内容 |
|---|---|
fugaku_api.py |
富岳WebAPIクライアント(標準ライブラリのみ・依存ゼロ) |
fugaku_mcp.py |
MCPサーバ本体(依存は mcp のみ)・本人情報の自動検出・更新チェック |
fugaku_policy.py |
安全策ポリシー(コマンド許可/拒否・パス制限・資源上限・監査) |
setup_user.sh |
オンボーディング(p12→pem・疎通確認・.mcp.json生成) |
tests/ |
スモークテスト・監査集計(audit_report.py) |
docs/ |
使い方カタログ / エージェント運用ガイド / FAQ / 対応クライアント / 更新 / 多ユーザー運用 / 安全策ポリシー |
| ツール | 説明 |
|---|---|
cluster_status |
富岳(computer)の稼働状態 |
account_info |
接続に使われる本人情報(アカウント/HOME/グループ。自動検出) |
list_jobs |
自分のジョブ一覧(実行中 / 完了済み直近24h) |
run_job |
投入→完了待ち→標準出力の自動回収を一括(最も手軽) |
submit_job |
バッチジョブ投入(低レベル)。jobidを返す |
fetch_result |
run_job の結果ファイルを取得 |
job_status |
状態確認(実行中→active / 完了→sacct照合) |
cancel_job |
ジョブ取消(pjdel) |
stage_in / stage_out |
富岳へ/から ファイル転送 |
run_command |
ログインノードで軽量コマンド実行(ポリシー検査つき) |
check_update |
fugaku-mcp の更新があるか確認(更新) |
fugaku_help |
富岳の使い方・よくあるエラー対処を返す(ガイド) |
search_manual |
公式マニュアルを検索し該当箇所+URLを返す(fugaku_help で足りない時) |
python3 -m venv .venv && .venv/bin/pip install "mcp[cli]"
openssl pkcs12 -in <account>.p12 -nodes -out <account>.pem # cert+key 結合PEM
# 設定は証明書パスのみ必須(HOME/アカウント/グループは起動時に自動検出)
export FUGAKU_CERT=/path/to/<account>.pem
python test_client.py # ツール一覧 + cluster_status で確認
# 新規ユーザーのオンボーディングは ↓(p12→pem・疎通確認・.mcp.json生成)
./setup_user.sh <account>.p12詳細な手順は QUICKSTART.md、複数人運用は docs/multi-user.md を参照。
Claude Code では marketplace 経由でも導入できます(.mcp.json の手編集が不要):
/plugin marketplace add RIKEN-RCCS/fugaku-mcp
/plugin install fugaku@fugaku-mcp
- 導入後
/fugaku:setupで証明書を配置(.p12→.pem変換して~/.fugaku/fugaku.pemへ)。/reload-pluginsか再起動で有効化。 - Python依存(
mcp)は初回起動時に自動用意されます(plugin-run.shが venv を作成)。Python 3.10+ が必要。 - 証明書のみ各自で用意(HPCI/R-CCS 発行)。
- 富岳のアカウントと X.509 クライアント証明書(HPCI/R-CCS のポータルで発行)
- Python 3.10+(3.14で
mcp導入に難があれば 3.12 推奨)、Claude Code - 富岳WebAPIへ到達できるネットワーク(VPN不要)
- 証明書(
*.pem/*.p12)や秘密鍵・トークンは絶対にコミットしない(.gitignoreで除外済み)。 - 安全策ポリシー(コマンド許可/拒否・パス制限・資源上限・監査ログ)を環境変数で制御。詳細は docs/security.md。
- 操作は富岳側で利用者のアカウント権限に閉じる(OSレベルで分離)。
- 注意: AIアシスタントが読み取った内容(ファイル本文・ジョブ出力)は応答生成のためAIモデルに送られる。機微データの取り扱いに注意(docs/faq.md)。